朱鷺のすみか

朱鷺のすみかとはたった12人の佐渡の小さな集落で守られてきたこしひかりの原種です。
今こしひかりと言われているお米は、長年の品種改良によってコシヒカリBL品種群という科学的にも種苗法上も 「こしひかりの原種(朱鷺のすみか)」とは異なる別の品種なのです。

この集落では水源が近くにあり、田んぼの中からも水が湧いているほど水質がとても良い為、 病気になりにくく、又、通常よりも深さのある田んぼなので育ちやすく、 倒れやすい朱鷺のすみかには最適な田んぼなのです。 さらに、美味しい朱鷺のすみかを育てる為に、減農を5割以上施しており、その影響もあってか、 放鳥された朱鷺にとっても良質な餌が豊富にあり、近年では、巣作りして棲みついている環境なのです。

倒れやすく病気に弱い朱鷺のすみかですが、原種だけが持つ強い粘りと噛めば噛むほど出てくる甘み、 その美味しさのために(惚れ込み)、手間は掛かりますが大切に守ってきていたのです。 倒れやすく病気に弱い為、他のお米と比較すると収穫量は相当程度落ちますし、 収穫量が極端に減る年もありますが、苦難を乗り越えながら守ってこられたのです。